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  要素技術の可能性を最大限に活かし
大阪を再活性化できるプロジェクトに
   
 
科学技術コーディネーター
財団法人 大阪市都市型産業振興センター
髙田 耕平
 

 

 


科学技術コーディネーター、髙田氏に聞く!


■科学技術コーディネーターとはどのような役割を担うのですか?

私の役割は、事業全体の構想を見据えながら、それを円滑に運用できるようにサポートすることです。事業に参画する大学や研究機関、企業の研究者と密接に連携し、共通目線からの目標設定や推進支援を心がけています。
本事業と関連する科学技術の研究は世界中で進められているため、学界や世界の最新情報からも目を離すことができません。また日々科学技術が進歩する今の時代において、市場のニーズも刻々と変化しています。さらに、研究を進めていく上で予想外の展開が生じることもあるでしょう。
そこで今事業では、市場や学界、世界の動向を含めた総合的な視点から毎年目標を見直し、時機を逃さず、かつ長期的な戦略も見据えた夢のあるプロジェクトとして運営していきたいと思っています。


■大学・研究機関と企業が共同で研究する意義を教えてください。

個々の企業だけでは難しい課題も、その企業の持つオリジナリティを尊重しつつ、新しい技術や情報を加えていくことで、新たな展開を見いだすこともできます。そのため、共創(co-creation)が大切なのです。既存の枠にとらわれず、技術と技術、技術と企業を組み合わせることで、今事業の可能性を広げていきたいと考えています。





大阪中央エリアという地域自体が本事業の推進に適しているのですか?

そうですね。大阪中央エリアには、優れた技術を持つ多様なものづくり企業や高度な研究活動を行う大学・公的研究機関が多く存在しています。原材料の開発機関から商品化を担える企業まで、すべてが揃っている地域はそう多くありません。大阪が長い歴史の中で培ってきたものを連携させていくことで、その技術、産業・市場との連携といった強みを活かしたプロジェクトが実現できると考えています。


■今後の目標について教えてください。

エレクトロニクスの世界で新しい材料や要素技術を広めていくのは、簡単なことではありません。例えば家電メーカーなどに材料を提示してから実際に採用されるまで、少なくとも3・4年はかかります。本事業は3年間の計画となっていますが、その先のことを見据えた上で、有効な要素技術を確たるものにしていきたいですね。要素技術には無限の可能性があります。皆様のご協力のもと、可能性を広げていくことで、大阪、ひいては近畿圏や日本の再活性化にも繋がれば、と考えております。
 
   
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